Between the Sheets

書道と美術と本とあれこれ

文字の偏愛と言霊の技術

8月より着任の書道教室の講師、なんとか馴染んできたところとなりました。 生徒さんはそれぞれ目的も熱意も違いますから、十人十色の対応ですね。自身の弟子仲間との交流とはまた違った視点を発見することも多く、何事も大変勉強になります。 わたしは文字が…

墨肌の色

現在取り組んでいる公募展作品、生意気を申し上げると… 少しずつ方向が見えてきました。 まだまだあちこちに彷徨ってはおりますが、こう、何か、身体からむわっと湧くような、鳩尾が胸焼けするやうな、あの感じを只管構築しています。 書作品に限らず様々に…

気になる展示と魂の在り処

四十を手前に、ふと、残りの時間を考えることが増えました。 わたしはあと、何年生きるのかな 生けとし生けるもの、誰でも必ず終わりは来る。これまで漠然と「将来」の為にと、何事も節度を留意し慎ましく?生きてきたように思います。 しかし、果てさてその…

気になる展示

「一番奥深いところまで潜ったら、何があらわれるのか」 作品をつくる意味、とは。 そう云うスタンスにおおいに共感します。

あらしの夜に

台風近づいて耳が詰まる今夜。 湿度が高いと空気の振動が無くなり音は直ぐに吸収され消えるそうです。耳にはまるく篭った最初の音粒だけが残り、邦楽の音の響きに似て、また味わいがあり。 先日、師匠運営の一書道教室の講師を拝命しました。 平生は自身の作…

はじめまして

短夜の侯 ぼんやりと浮かんだこともきちんと書き留めておきたいと思い こっそりブログ始めます。 どうぞよろしくお願い致します。